古いステレオ【Lo-D】

私の昔の家にあった古いステレオ【Lo-D】の思い出話

私は1969年生まれ。
ステレオに興味を持ち始めたのは、中学生の頃です。

 

オーディオ、というよりは電気仕掛けで音が鳴るということに
興味がありました。

 

学校の技術家庭の授業でも、インターホンを実際に作る授業が
あったりして、その辺の頃から興味がわいてきたのを
おぼえています。

 

当時、家にもステレオが居間にありました。
たしか、日立のLo−Dだったと思います。

 

一番下がカセットデッキ。
次がアンプ、その次がチューナーでした。

 

一番上がレコードプレーヤー。
33回転と45回転に対応しているプレーヤーでした。

 

チューナー、アンプ、そしてカセットデッキとも、
今のような「デジタル感」みたいなものは全くなく、
表示はすべて目盛りとその上を揺れる針でした。
(こんな感じ↓↓↓)
オーディオ目盛り

 

カセットデッキは、録音ボタン(REC)と再生ボタン(PLAY)
を両方同時に押し込んで録音をするという、
今となってはレトロなシロモノでした。

 

日立のLo-Dです。いいオーディオだったと思いますよ。
丈夫さもあり、私が物心ついたころにはすでに家にあり、
大学に進学し就職して何年かたってもまだありました。

 

母親は昼下がりにFM放送をそのステレオで聴き、
父がたまに会社の同僚たちと家で宴会をしたときは
カラオケマシーンに変貌していました。

 

30年はもったのではないでしょうか。
高度経済成長期、そしてバブルの頃までを
駆け抜けていったステレオでした・・・。